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特集 増える自転車事故


 近年、自転車による事故が増えています。そこで、今回は自転車事故における問題点を取り上げます。

 

 
自転車事故の実態 〜自転車は車道が安全〜

 
増えるマナー違反 〜自転車にナンバープレートを〜

 
自転車運転者の責任

 
当事務所の自転車事故解決事例

 

自転車事故の実態 〜自転車は車道が安全〜


1.自転車は車道が原則
  皆さんはご存じでしょうか。道路交通法上、自転車は車道を走ることが原則で、歩道は例外とされています。例外として許されるのは、

@ 道路標識等により歩道通行が許されているとき
A 自転車の運転者が13歳未満若しくは70歳以上であるとき又は一定の身体の障害を有するとき
B 車道又は交通の状況により自転車の通行の安全を確保するためにやむを得ないとき

に該当する場合です。
 しかし、車道走行が原則であるにもかかわらず、統計では、自転車のおよそ7〜8割は歩道を走っているのが現実です。

2.車道が安全、歩道は危険
 自転車事故の7割以上は交差点で起こっています。その中でも多いのが自転車と車の事故で、自転車が歩道から急に交差点に入り、そこで車と事故を起こすケースです。自転車が車道を走っていれば、車の運転手は自転車の存在に容易に気がつくところ、
自転車が歩道を走っているため、車の運転者が自転車に気がつかないのです。車の運転者が自転車に気がついているか否かは事故の決定的な要因となりますから、気づかれにくい歩道走行はこの点で大変危険なのです。
 また、歩道には子供からお年寄りまで様々な人が歩いていますから、その人達に接触して事故を起こし、自転車の運転者が加害者になる危険性も高いのです。
 とはいっても、自転車で車道を走るのはものすごいスピードで走る車に後ろから引っかけられそうで恐いという感覚は、自転車に乗る人であれば誰もが感じることです。しかし、このように後ろから自動車に引っかけられるという事故は、自転車事故全体のおよそ3%程度というのが現実なのです。


増えるマナー違反 〜自転車にナンバープレートを〜

1.増えるマナー違反
 自転車事故が増えている背景としては、歩道走行などの他に、自転車のマナー違反が考えられます。実際に道路に出ると、信号無視、無灯火で走行する自転車などをよく見かけます。歩道を自転車で走る場合には、徐行義務(最大で時速7.5km)がありますが、自転車が歩道を猛スピードで走っているところもよく見かけます。
 また、近年、自転車の利用者自体が増えているようですから、益々マナーを守るの意識の高まりが期待されます。

2.自転車にナンバープレートを

 増える自転車のマナー違反に対しては、ナンバープレートをつけるという対策が考えられます。実際に、東京都は自転車へのナンバープレート装着義務化を検討しています。


自転車運転者の責任(加害者になった場合)

 自転車で事故を起こした場合には、@刑事責任A民事責任の2つの責任を負います。

1.刑事責任
 刑事責任とは、犯罪を犯したものとして、懲役、禁固、罰金などの刑を受ける責任をいいます。
 自転車に乗って事故を起こし、相手方を死傷させた場合、運転者に過失があれば
過失傷害罪(刑法209条、30万円以下の罰金または科料)または過失致死罪(刑法210条、50万円以下の罰金)が適用されます。また、重過失があれば重過失致死傷罪(刑法211条1項後段、5年以下の懲役若しくは禁固又は100万円以下の罰金)が適用されます。
 このように自転車事故でも、人を死傷させた場合には、懲役刑を含む重い刑を受ける可能性があります。

2.民事責任
 民事責任とは、被害者の損害(治療費、休業損害、慰謝料など)を賠償する責任をいいます。どのような損害賠償責任を負うかは、自動車による交通事故の場合に準じますので、詳細は交通事故Q&Aをご覧下さい。


当事務所の自転車事故解決事例

解決事例1 (民事事件)
<事案>
 自転車に二人乗りをして歩道を走行していた加害者が、歩道を歩いていた被害者に後ろから追突し、被害者は転倒し受傷した。
<解決結果>
 被害者側の代理人となり、加害者と約250万円で和解をしました。



解決事例2 (刑事事件)
<事案>
 加害者が私有地から自転車に乗って公道に出たところ、被害者(子供)に接触し、被害者が受傷した。
<解決結果>
 加害者側の代理人となり、なかなか示談交渉に応じてくれない被害者側と根気強く交渉し、最終的には示談をすることができました。また、被害者の親から告訴がなされていましたが、交渉により告訴を取り下げて貰うこともできました。警察からは重過失傷害で送致されていましたが、示談ができたこと、告訴を取り下げられたことなどもあり、最終的には不起訴処分となりました。





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